【批評祭参加作品】ネット詩批評/相田 九龍
てでも自分の夢を本気で叶えたいと願った人が、子供の夢は、他人の希望は叶えてあげない。そんなことでいいのだろうか。ネットにおける責任者は誰なんだろうか。誰が弱者を助けるのだろうか。誰が努力を認めるのだろうか。
そういうことばかり言ってる人は正直鬱陶しいと思う。しかし僕の心の中で問いは尽きない。次々と溢れてくる問いに対してなるべく「どうでもいい」と口にしないために、馬鹿にしていた「大人」に向かって直進しないために、活動家を名乗ることにした。どうでもよくないから、どうにかしたい。辞任のとき、記者に怒った福田元総理が「あなたとは違うんです!」という台詞を言い放ったことがとても印象に残っている。僕にとっ
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