【批評祭参加作品】失われた「鈴子」を求めて/香瀬
て頂いてないのですが、この作品を読んで感じたことは、この夫婦は「共犯者じゃないか」ということですね。
だって、私が「犯人役」になったり、妻が「犯人役」になったりするんでしょ?
もっとも、この小説?の中でも、私は何回も「書き直し」をしているワケですから、「犯人」なんて、ホントは最初からいなかったのかもしれない、そういう解釈も出来るワケです。
(はるらん・レス、一条「john」)
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のっけからヤラれたよ。犯人が「身代金を用意しました」て電話してんだよ
ね。人間関係(犬を含む)、小説内の虚構と現実、時間、生と死、すべてが
揺らいで一定しない。そんな状態でキチンと
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