【批評祭参加作品】失われた「鈴子」を求めて/香瀬
」は殴り殺されるし、人名っていうか犬名だけど「john」では表記違いの「ジョン」の墓が建てられてるわけで、墓が建てられるというか棺桶に入っちゃったり葬式の場面があったりするのは「ホーキンスさん」で、「ラオ君」はいじめからの自殺が匂わされているようだし、「RJ45、鈴木、」は父である「わたし」と「鈴木」の恋人である「あたい」が相互に語り手になっていて「RJ45」ってのは父のつけた「鈴木」のあだ名でスペースシャトルと七夕のストーリーが地球と宇宙の往還みたいになって兜はそれの目印みたいでなんだかわけわかんないけどなんだか知らないうちにほっこりしてしまうけど、でも妻と義兄みたいな不穏な結びつきは「あたい」
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