それは、適切に壊れ続けるための/ねことら
ぞって、クランク軸の歪み方がすきでした、歯車のあわないモーターがすきでした、わたしたちはわたしたちに重要じゃないことをみつめあうように、労わることで余分な死を取り逃がしていたことを、
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冷え切った地下室の匂い、きっといっそこのままブラインドを永遠にとじてしまう、音のない春のなかでよい溺れかたをするコピー画像と、きみの、きみたちの、わたしたちの、すべての個人的な幸福の方角がくらく澄みきった明けがたへつながればいいという、
そんな、一欠けの赦しにも、とどかないことの
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