レクチャー/捨て彦
なけどな、ええかヒロシ。ほなけどな、ワシらはな、当分、そんな事態にはお世話にならんと思うで。ふふ。・・・ま、んま、まぁまぁ、待ちぃな。ええ。あわてんなっちゅうに。えぇ。うん。え、ワシらはな、おそらくは、大丈夫やと思うで。えぇ。なぁ。というのはな、ワシがな。めちゃくちゃええ方法を見つけたのんや。な、ほんで、やっと今日の話の本題やがな。これを今日はお前に教えたろうおもて、ワシの家に呼んだんやからな。な。あのな、これな、ほんまにまだワシしか知らん情報なんや。お前、秘密守れるな。・・ん、よし。まぁお前のことは十分信用してるけど、一応確認しとくわ。よっしゃ。ほな教えたる。あのな、ワシの家からずーっと淀川下っ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)