勝利という概念は記号の罠だ 仮説メモ/結城 森士
 
固定的な観念は捨てるべきだ。物事は固定的じゃない。客観的に考えた時には、絶対的なものなど存在しない。
騙されてはいけない。捉われてはいけない。「勝敗」は存在しない。記号は物事を固定してしまう。優勝劣敗などない。「優れているVS劣っている」という単純化は事実ではない。良いも悪いもない。善悪などない。「勝敗」という概念は記号化の罠だ。事実だけを認識すべきだ。

人間は「記号」を進めたが、同時に物事を固定的に考えるようになってしまった。固定的に考えた結果、「絶対」という発想が生まれた。
しかし物事は流動的なのだ。固定的なものなどない。「勝敗」などない。
繰り返すが、事実だけを認識すべきだ。「勝利」という概念は、記号化の作り上げた虚構の考えだ。
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