魂の器 /
服部 剛
私の魂というものは
量りにのせて
測定することはできません
たとえば眠りの夢に落ちる時も
たとえば悲嘆に暮れる日さえも
私の内的生命は
一本の透けたアンテナを立て
開かれた
銀河の星の巡りから
宇宙の意思を、受信する。
(モット生キヨウ、生キヨウ)と
囁きかける誰かの声が
魂という器の内側を
あふれる光で、充たしています。
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