夫婦考/籠球太郎
 
います。

そして〜
恋焦がれて結婚して…
夢に見た二人の〜
現実の結婚生活が始まります。

「恋は盲目」というところから、始まった夢心地の蜜月の甘い生活は…

やがて現実の生活を共にしていくことで〜

夫婦としてお互いのすべてが見えてきます。

許せること、
許せないこと、
分かること、
分かり合えないこと、
…がはっきりとして来ます。

お互い一人の大人として〜
それぞれの価値観を持っていますから…
当然のことです。

そんな現実の生活を営みながら〜

やがて…
家族となる子供達を授かります。

夫婦にとって、
子は鎹(かすがい)と言い
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