風景描写/
秋助
僕のこの眼が意味を失しても
君は綺麗な声で唄い続けてよ
逃げ水のような明日だとしても
脈の鳴る場所へ潜らせて
この景色が終わりに向かっても
君の幼げな声で示し続けてよ
五月雨のような毎日だとしても
音の成る場所へ触れさせて
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