インド旅行記8(バラナシ)/チカモチ
、涙は不適切。
等等。
ガイドは英語だったので全てを理解できたわけではなかったのですが、ヒンドゥー教徒にとってここで火葬されることが幸せであることはよく分かりました。
老人の長い解説を聞いている中、死体はだんだんと小さくなっていきました。ある程度距離があるせいか、はたまた粉のおかげか、死体の腐臭は全く感じませんでした。
あの煙に死者のカルマが宿っているんだ。
胸が湧き立って仕方ありませんでした。後から考えてみても、インドにいた中でこの時が一番幸せだったように思います。火を眺めることが大好きな私にとって、ここはまさに捜し求めていた場所でした。
できれば何時間でもいたかったので
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