インド旅行記7(アーグラー→バラナシ)/チカモチ
人と子どもは明らかに力不足で全然進まないし、あぁ今日もすっかり呑まれてしまったなぁとやりきれない気持ちで景色を眺めていました。
川から戻るとおじいさんは本日のガイド料金を請求し、今夜はこれからお祭りを見にいこう、明日はどこそこへ行こうと相変わらずテンション高い口調で提案してきました。
冗談じゃありません。これ以上あなたと一緒にいたら、瞬く間に有り金が底をついてしまう。
さすがに丁重に断り、いそいそと宿に戻りました。
部屋に戻って今持っているお金を確認してみると、予想以上に少ないことが分かりました。たしかにぼったくられたり、お土産買ったりしてるから減りも早いだろうけど、こんなに使って
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