ありふれた魔法/秋助
 
私の目の前には道が続いてる

それは平行線と呼ばれる奴で
私は何の気なしに歩き続けてる

淀む事もなく、飽きる事もなく

それは現状を何とか保つだけで
誰の平行線にも交われなかった

だけど
人が言葉を使える限り

私は平行線から抜け出せそうだ
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