タンBん妄想/
がん
舞い上がってしまっている
何を考えていても、頭の中に住まうのはあなたですの
私の真白で無垢な感情があなたに染められていってるのでしょう
ねえ、その乾燥仕切った唇の奥から私の名前を呼んで
ああもどかしくてこの身がよじ切れそう、冬の寒さで縮こまったゴムを引っ張るみたいにして
私の押さえつけていた感情をこうも簡単に溢れださせてしまうなんて
何故かしら
冬は嫌悪の季節だというのに、少しだけ好きになれそう
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