Fィ?リン Hァピィ ワンダ?・・・/ヨルノテガム
 




   夜夜は何処何処かに
   僕僕を遊ばせる
   顔のない人人が
   暗闇の光線として錯綜していく
   暗闇の光線として錯綜していく

   宇宙が地球を懐妊する様に
   ワレワレは(宇宙)を人人の反射反射の中で拾い集め
   一端を包容し留めようと握り握りする

   物物物があふれ そこから創造するものは
   やはり宇宙宇宙宇宙の・・・・・



 裸の銀河に挿入しようとすると

  銀河は収縮して閉じようとする

 ブラックホールのような行き止まりを感じる

 「僕」は何度も引き返し 遥か遠くから眺め 

銀河の背中を撫でる

 地球の指輪がヒヤッと銀河をくすぐる



  *



 子どもが笛を意味なく吹いて

 うるさい


 でも その意味なくが

 僕は 懐かしい













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