サンタさんとサンタさんの間で/北大路京介
 

クリスマスイブの夜、
京介くん(以下K)は部屋にひとり、ベットで、うとうと。
サンタクロースを待ちながら眠い眼をこする。
サンタさんが来るまで起きていたい、そんな子供。


ベランダ側からサンタA(以下A)登場

A:ジングルベー♪ じんぐるべー♪

−−ガチャ(ドアの開く音)

A:サンタさんだよ。

K:わー ホンモノ?

A:京介くん、いい子にしてたかな?

K:いい子にしてたよ

A:いい子にしてた京介くんには、プレゼントをあげよう!

K:やったー♪


ベランダ側からサンタB(以下B)登場

B:ハピ、ハピ、クリスマス
[次のページ]
[グループ]
戻る   Point(7)