インド旅行記4(ジャイプール)/チカモチ
 
、中国人の女性三人組、同じく中国人の男性一人、それに私…くらいだったかな、たしか。
中国人の男性は私をみるなり「さよなら」と声をかけてきました。どうやらそれが彼の知りうる唯一の日本語らしいのですが、いきなり訣別されたようでけっこうへこみました。
後から知った話、この男性はジャーナリストのようでした。言われてみれば目つきや動きなんかが彼らの持つ特有のそれで、そういう職人気質のっていうのは万国共通なんだなぁと改めて感じたものです。できるならば自分も仕事という形でこういうところを訪れられるようになれれば示しがつくのにな、と思い、道楽でやってきている自分に対してまたひとつ落ち込みました。

さて、
[次のページ]
戻る   Point(3)