世界と終わりの予兆/秋助
 
私が築き上げた世界なんて
積み木のようなものでしかなくて

それでも高く高く重ねては
バランスなんて気にしなかった

子供みたいに無邪気になれるから

崩れた責任を問わずにいれるから

私は私を積み上げる
アンバランスなバランスを保って

もうすぐ、もうすこし
壊れるのは知っていた
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