世界と終わりの予兆/
秋助
私が築き上げた世界なんて
積み木のようなものでしかなくて
それでも高く高く重ねては
バランスなんて気にしなかった
子供みたいに無邪気になれるから
崩れた責任を問わずにいれるから
私は私を積み上げる
アンバランスなバランスを保って
もうすぐ、もうすこし
壊れるのは知っていた
戻る
編
削
Point
(1)