インド旅行記2(成田→デリー)/チカモチ
 
改めてJAL航空にて成田出発。今度はちゃんと飛びました。

飛行機の中でヒンドゥー教の本を読みました。
ヒンドゥー教―インドの聖と俗 (中公新書・森本達雄著)

ヒンドゥー教の概要、歴史、カースト制度、輪廻転生についてなどを分かりやすく解説した本です。これを通してインド人の気質が分かればと思って購入したのですが、目論見通りの材を得ることができました。

まず感じたのは、ヒンドゥー教は非常にいい加減な宗教であるということです。
開祖もいなければ教典もない。各々別々の神(シヴァ、カーリーなど)を信仰するグループ集団に過ぎません。彼らが神を崇める動機付けは、貧困、飢餓、疫病、社会的迫害に
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