師走の中で/未完
 
床に寝転がって
自分の手を見る

手の甲を見たり
手の平を見たり


小さな部屋
小さな自分

どうせちっぽけなら
無くなればいいのに


呟いても身体の向きを
変えてもやっぱり私は

失くならないから
えいっと起き上がる

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