風数へ歌、よろしく候ふ/
海里
ひとつ風吹けばひと恋し
ふたつ風吹けど文も見ず
みっつ泡花おみなえし
よっつ夢路に宵を待つ
いつつ吹く風 何時散る尾花
むっつ無口に咲くききょう
ななつ撫でし子見つつ偲べど
やっつやつるる藤袴
ここのつコンコン葛狐
とうとう師走になりました
風数へ歌、よろしく候ふ
あとは木枯らしが歌うてくれ
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