休日に/番田 
 
何もない手に
立ち止まった風の 僕は
労働者としてのそれを
僕ではない言葉として 流れていった

僕のすべてが報われるのなら
労働者として
中の暗黒ではなく   
この時代の社長になれるのだろうに 

空は今日も青い
群青色のようだ 言葉は世界に満たされていく 
何ひとつ 僕としては知らない 
心は青さを消えていく


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