二ページ目に恋の一文字/光井 新
にも触れてみたいと思いました。
雪を被った鉄巨人達は、まるで大きな雪だるまのようでした。72号(なっちゃん)に触れると、その体はとても冷たく、なっちゃんはやっぱり雪が嫌いなんだなぁと思いました。雪のせいでしょうか、何故だかなっちゃんの声が聞こえなくなってしまったようです。でも大丈夫、アキラ君から手取り足取り、あんな事やこんな事をされながら、私は超納涼力に目覚めていたのでした。ねぇショコラ、なっちゃんは今何を考えているの? なっちゃんの大きな手のひらの上で私は、ショコラの二ページ目に、超納涼力を使ってシャーペンを走らせました。}
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