砂時計/オシャカ
 
空気のいちばん
おいしい時間に
散歩する

空は、頭をおしあい
へしあいする建物のうえに
とても小さく
心のどこかにひっかかっている
碧い風船のようだ

こだわりならば
割ってしまえばいいし
到達すべき夢ならば
もうちょっとここで
色を塗っていてもいいな

遥か・    ・・ か遥
聖なる・・    るな聖
悠久なる・・・ るな久悠
深遠な・・    な遠深
千尋・・・ ・ ・ 尋千

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