少数として、絶望していく/
番田
白さのどこか
傷ではなくなっていく
空ではなくなった 草として 葉に
僕は誰かの海なのかと 手に
誰かに そうではなくなって 誰かの手ではなくなった
角に僕は 誰かの一人の街なのかと 僕自身の
何かなのかと時に すがりながら 死んでいく僕の
瞬間の僕でいるのだろうか
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