白日/
マナ
ワールズエンド
ミニチュアみたいなおうちで
かくばった窓
ふぞろいの靴
あつぬりの白でしあわせの膜をはって
めざめたばかりの女の子は
チェックのスカートに
ちりばめられた星屑をひろってる
星屑のしきつめられた容器が
花のコンロでゆでられて
少女はたくさんの絶望と恋をまぜいれて
だれかの純白を塗りかえた
暦のさからうままに
エデンは自由落下する
欠落したのはまっかなそらで
夜のそまるころには恋をしているの
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