嫉妬/
月山一天
それは、
いつもあなたの側を離れない。
いつでも思うがままにあなたを独占し、
あなたの手と声に優しく抱擁され、
あなたの友達、
そして、分ち合う全ての秘密を知る。
それは、
あなたのポケット、DIESELのバッグの中身まで知っていて、
いつもベットの隣で、
あなたが
寝返りを打ち、夢を見、寝言を言うのを
こっそり見ている...
あぁ、
あなたのケータイになりたい。
戻る
編
削
Point
(0)