あちらのお客様からです/あおば
目に訴える
紙に書かれた文字は
朽ちないように
ガラス容器に保存され
公開されることは滅多にないので
集められたお客様は一列に並び
順番が来る度に歩きながら
ディスプレイ上で眺めるか
新しい紙にプリントアウトしたのを
手に取って
しげしげと眺めるのですが
どちらのお客様も
夢中なので
時間軸の傾いているのに
気が付かれないようなので
再来年の予算に期待しております
「poenique」の「即興ゴルコンダ」投稿作、タイトルは、流川透明さん
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