畏敬ソケット/あすくれかおす
 

楽しみにする






りりり
秋の夜長のリンスの声
さらさらのタマシー
だってそれぐらい軽いし
言葉ってはがれるし
コロコロって内心が滑って
インナ調度品みたく    
傾いたまますべて/がすべる
体感する命のように
ばたんきゅーって
溢れていく
擬音少女や金や恋や
それぐらいの韻だよ
どんな委員だって
本当は不真面目に
つまり真面目に
目と耳と
あるものを
ただ開け放すことができればいいのに
すべて/がすべる
ダブる
意味の先
デシベルの森で



わがはいは 人でも猫でもいい
名前は名札にあげるので
灰は しっかりと
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