恩送り/木屋 亞万
 
例も複数見られるようになってきてはいるが、現在の法律では何らかの処罰
を与えるのは難しい状況にある。また家庭から切り捨てられてしまった元家長に関
しても、セーフティネットが機能していないのが現状だ。
核家族から大家族を創出する形へ移行し始めた現在社会において、家庭外格差と家
庭内格差の問題をどのように論じ、いかなる施策を展開していくかということが今
期の国会での焦点となりそうだ。(文責:木屋亞万次郎)
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