青い日に座る/番田 
 
だがあの川の悲劇の石を
川を 僕は投げさせられていた
いくつもを思い描かされながら
原爆にいくつか しぶいて 

大きな頭が 金属バットの 水柱は
そこに 黒いユダヤ人のような あそこの
眺めていたような ものが
僕にはあって 緑色に 筋にはなくさせられていく

今日も 存在するのに
向こうの公園は 僕の音だけ
一つの 僕のほかが ぼんやり終わる
響いていくようにして 歴史が 終わってきている
誰としてでもなく
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