沈むの手紙/
番田
破片が、
誰でもない、底の
破片の散らばる、川を、
認知の、散らばりの、日差しを
見つめる、自分の中の当たったものたちを
記憶のかけら、そんなものたちに、僕に
探ろうとする 暗い 洞穴の奥を スコップには 持って近くへと
床の上の、骨が海へ
掘らされる死体となって流れ着き、瓶が
意味するそこに、流れ出ていく手紙に
浮かび、やがて
僕は
沈んでいく
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