子供の、頃の現実/番田 
 
誰かひとり
奥の 眠りこけている深夜に
水色さえあればと 音楽の一つとして
ひとり

約束を奏でていた
微笑みで上に作りながら交わした夜空の頃を
ホースに
軒先の僕自身を反芻する

水の芝で
誰かで 何もわからないくらい薄暗がりを蒔いて
ここは ギターを幸せだった 庭が
子供の 言葉で 奏でていた

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