パラレルワールド/マナ
氷の女の子がすき
輪郭
が凍てついていても
じょうずにあいすることができなかったよね
いつも白昼夢ばかりみていた
引金をせおっている。ぎゃくりゅうしたクウカンがわたしに点滴して、淡々とした排除をゆるした。おもい……、みとれているくちびる。かわりない、ただ一定じかんに塗布された世界を、こぼしただけ。それでもわたしは、…のにね、アレルギー…、そう、ただ壊変する。とマル、すこしおもかったから、きえてしまって
ず…、
かれのフクブにはつめたい物質がかげをもたらして
汚れのないナイフ/べっとりと染みこんだ銃
あなたの紺色にのみこまれていた
消失、できなくて、だから、
ふるえるうみにいく
きんぞくをじぶんにしていた
ころがりお ち
もう血まみれは必要ないよ
ほら、みると、
いきもののにおいがする
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