いつだってもとめている/あぐり
 
うろこぐもをすいこませた、ちかくのすーぱーでろーるぱんとやさいをかったら、あとはもうかぎをかけてへやでねていました、そうしてめがさめたらわたし・おなかがすいていたんです>

ねぇどうしてこんなにもあごをうごかさなきゃいけないのかしらってきづいた
はんでいる(はらんでいる)
わたしを
もうもとめなくなったひとたちの笑い声はあんなにも鮮やかな黄色
のみこんでいるものすべてを吐き出したって
どうせすぐにまた手を伸ばしてしまうなら
わたしはわたしは、なんにもきづきたくなかった
きづきたくなかったのです
かり かり と
うすぼやけた白熱灯の下で
いつも眠る前にする眉間の少し上に全神経
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