朽ち葉/月乃助
 
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約束したのに
やっぱりあなたが
来ない日は、

  ばかな女でいることが、
  ひどくつらいから… 》》》》》
  さびしい秋色の街に
つよがって つくりわらいを
  のぼらせる

  人でいるのが、
  おかしくて わたしは、
  あなたの お気に入りの服のまま、
  一枚の朽ち葉になっていました

似合いもしない ワンピース
わかっているのに
  ひとり             【I】
  しんなりと 葉先をまるめ
  心を紅に染めあげては、
  肌に触れる風に 唇をかみしめた

ひきとめるのは
あなたへの想いなのですね
  それ
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