一つとしてない、へ言葉と/
番田
暗闇でささやく
何かの体は ひとつなのだ
束ねたようなその出る場所を探している
なかを手に 行く
場所はないのだと
12月の白い息を打たれた雨に吐いていた
そして 誰でもない
存在している もう 僕は
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