思い出/ナガシー
映画の半券
君と初めて行った思い出の場所
映画が終わり外に出るともう夜になっていた
星が見える
そして君の横顔
君の手をとり
寒いけど二人肩を寄せ合いながら
心だけが温かくして歩いてく
閉まったお店
昼間の風景とは違う
今は僕と君と二人だけ
台場は海風が心地よく二人の間を流れていく
観覧車に乗りたいが時間切れ
今は夜景に映える
大きな時計二人の時間を刻んでいく
ゆっくりと流れる砂時計のように
君は覚えているかな
僕はなんだか薄くなり思い起こせない
僕は今でも君のことが
好きだ 愛している
だけどさようなら・・・・・・
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