身 辺 雑 記 (殺戮された 花々の 碑)/るか
 
          する
                    柔らかな掌を 振り上げて
                    できるだけ 
                    優美に
                    ころそう と
                    する、
                    それという
                    微塵の自覚も
                    ない ままで。


                    あるべきだった、
                    明日や
     
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