もちにつかれて/佐々木妖精
 
これが時代ってやつか
取っ手なんかどこにもない
ただやけに研ぎ澄まされた杵に ささくれ一つないのは気になる
どこからが錆びかと眼は垂直かつ平行移動しているが
空間はどうも垂直に移動している
でなければ もちが降るなど考えられない

もち後もち

空から降る膨大なもちの群れに
僕達 私達は つかれていたのです。

あーなんか、先頭車両に乗れば早くつくと思って?
隅っこまで歩いてみたけどあんまり意味ないのかな
たまに遅くついちゃうけどちゃんと早くついたりするからほんとに幸せ
そうやって意味意味言ってる時がいちばん幸せ
紙一重の悲劇をまばたきで回避できて(あ、)ほんと
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