紙の上の色に/
番田
欲したものに
もの見ている 僕は
青いものを赤いものに
そんな寂しさは 黄色の
白いを 続いていく 気がする
コンクリートの堤防で 今日も打たれ
飛沫が強い 雨は誰かに魚を飛び散
遠くに見ている 顔を 出した
空あっての 黄色い船が
飲んで向こうに 水色が
コーヒーをカクテルに口つけさせられた
オレンジ色の僕には 黒いを 何もない
心の中に必要なものだった
いつもあった 必要なものは 僕
引き裂かれたような紙を見て
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