有限無限/
 
その場をやり過ごすための言葉を放つたびに
魂が朽ちていくのを感じるだろう
漠然とした時間を過ごすことに慣れるたびに
命が有限であることを忘れるだろう

喜怒哀楽、どんな感情も一時であることを叩き込まれ
自分が今どの感情にいるか忘れていないか

死にたいなどと言いながら生きたいと思うな
一時の感情であれどそれは確かな一瞬なのだ
命が限りあることを思い出せ
死に怯え恐怖しろ
忘れるな
死にたくないと 死に物狂いで生きていくのが人間なのだ

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