ジェニファーアンドロイド/ゆりあ
ばすしかないよ
もっと強い武器になんなきゃ
銃口を磨かないとね
誰かが血を流すのにいちいち反応してられない
聖なる戦いに血が流れるのは必然なの
もう泣いてらんないし
ナイフで空を切るように
お気に入りの女の子にキスしてから
パパ2号に、メールする
「セルマ、いこ」
「いやだ、私あのオヤジに会いたくないの、ジェニファー私たち逃げれないの?」
「だめよセルマ、早く、時間に遅れちゃう。行かなきゃ、ここで生きるためにはそうするしかないのよ。そのうち慣れるわ。」
セルマと私は手を繋いで、お揃いの白いミニスカートを穿いてパパ2号に会うためにゆっくりと森の中を歩いてゆきます
戻る 編 削 Point(5)