製氷器。午前2時。/あぐり
 
かった。何処。何故。人は。問う。けど。口を。つつしめ。息。の為。だけに。ある。ある。る。る。る。白い、煙。が表面。をはしる。製氷器の、吐息。白蛇の。叫びが。あんなに、も、綺麗。だったのは。僕に。熱が。あった、からだ。ひんや、り。心地良い。吐息。叫び。囁き。全てに通じる。白。寒さ、は。酸素。の。愛。くるまれて、いる。僕。触らない、で?指。凍るよ。そして。僕は。も。う。触れは、しない。動かない。体。横たわって。製氷器を。抱く。白い、ふち。正しい。灰は凍る。止まる。流れ。午前2時。を。過ぎた、ところだ。ろうか。時。流れる。更ける。夜。朝?何。光、は。製氷器。に。固まって。いる。ようやく。凍て、つき固まっ
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