グラスの僕の中/
番田
何もかもは
あるように 俺はあんたが好きなのだ
失ってしまえばいい 声もなく
言葉は 君を失ってしまった
心や 手にするだろう
残るものが
僕を 消されてしまえば
発するように 赤を
緑を見る 立つ
透明なグラスの中となって
黒や青や黄色を 瞳に
見つめていたい
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