言葉を放って/
番田
自分は流れていく
何を流れていく ぼんやりと
月日ではないどこだろう
声もないようだ
きっと 言葉は続いていながら
言葉とともにここを思うこともなく
探していた 考えも どこかが
あるはずなのだ 言葉を探し求める
そうではないと知らされる
言葉に 考えていく
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