スクランの、ブルー/
番田
僕は逃げ出す
生きているのは 死ぬ
僕だった 中は
でも 僕だけがけされていく
僕をそこで 会社の奥に閉じこめられて
そして出て
誰でもないことから 行こうと
暗がりの中として出て行けないことに
部屋の空に苦しみの歌でもなく
そんなふうに黙り 立つ
誰かに歌は殺されていく
誰に 何もない僕へと行く
外を 尾崎豊の交差点の中へ
走っていく氷である つぶやいた誰かの
外のかけらとして
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