Image/漣 風華
 
その正しさで匣を塗るのなら
沢山の祈りが集まるでしょう

私の憂鬱はいつの間にか
風に吹き消された
私の焦りもいつの間にか
海に吸い込まれた

二人 これから
歌い合えるだろうか
果ての無い祈りの歌

二人 いつまで
笑い合えるだろうか
虹色の薔薇のもとで

僕等の祈りは光だった
求める事のできない光
失い続けた光

匣が開いた刻
行く宛を思い出した
定めの彼方へ

全て 受け入れて
歌い合えるだろうか

総て 受け止めて
手を離さないで
居られるだろうか

その正しさで匣を塗るのなら
きっと
 きっと
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