リトルトリー/祐伸
木と呼ばれる彼らの帰途を探る
過去に映った出来事に
終止符を 打ちたがっては また
正しさを学ぼうとする姿勢でいる
が
分からず屋の唄聴いて
ひたむきさを 隠す
目眩が絶えない褪めたステージ
オーディエンスの忘却の早さと言ったら、
余りの強制
原点回帰など200里先にも無い
輪廻転生なんていうものがあると聴いて
嬉しくなって夜月と踊る
疲れてしまったら 今の所は現実である事に気付いて
「まぁいいか」という言葉で補う
努力したらしい 歌姫
胸が軋んでいる 鎖のせいで
総力尽くしても 屈託が無さ過ぎて
遍在をしている 自分に気付く
所詮何百年と歳を取って
夕暮れ前と気遣って
風とかに根底からやられて
色々参ってる
秋
まだ木と呼ばれる彼らの帰途を探る
戻る 編 削 Point(1)