リトルトリー/祐伸
 
木と呼ばれる彼らの帰途を探る

過去に映った出来事に
終止符を 打ちたがっては また
正しさを学ぼうとする姿勢でいる



分からず屋の唄聴いて
ひたむきさを 隠す
目眩が絶えない褪めたステージ
オーディエンスの忘却の早さと言ったら、
余りの強制
原点回帰など200里先にも無い

輪廻転生なんていうものがあると聴いて
嬉しくなって夜月と踊る
疲れてしまったら 今の所は現実である事に気付いて
「まぁいいか」という言葉で補う

努力したらしい 歌姫
胸が軋んでいる 鎖のせいで
総力尽くしても 屈託が無さ過ぎて
遍在をしている 自分に気付く

所詮何百年と歳を取って
夕暮れ前と気遣って
風とかに根底からやられて



色々参ってる



まだ木と呼ばれる彼らの帰途を探る


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