道端のスケッチ/
吉岡ペペロ
こころが感じたちいさな興奮を
この世の片隅にあらわしてゆく
思考やこころで感じたことを
ぼくにはスケッチし直す作業が必要だ
セミが腹をみせて死んでいた
けったら生き返るかな、
そんなことさえ
こうやってスケッチし直さなければ
生きてるような気がしないのだ
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