『素晴らしき未来』/海 猫
 
どこか遠くを見つめてる
それは未来か
絶望なのか

最終列車は
いろんな感情
載せては降ろす

ホームを抜けると
孤独か
安らぎなのか

無機質な光に
優しく包まれたり
影を落としたりする

旅をする一人
出会いを繰り返し
忘れたり思い出したり

何もない世界で
何かを創る

創られた世界に
遊ばれる僕ら

手を繋ごう
何か変わる気がする
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